amago's Blog

2馬力ボート釣り

艤装考?⑥減量作戦

こんにちは。


現在の私のボートがこれですが。
かなり削りましたが無駄なものがたくさんあります。


怪しげな発砲スチロールのトロ箱は中型クーラーに変えます。
魚探の急拵えのバイザーは効いてないし、結構モニターの照度あるので捨てました。
フラシもいらないといえば要りません。
取捨選択するほど釣れてません。
竿もいつも5本くらい乗ってますが2本は減らします。


船体チューブの上も活用したいのですが

塩を食い過ぎるのと落下が恐くてまだ採用していません。
おいてもクーラーくらいでしょうか。


とにかくもっと減量して準備、撤収を楽にしたいです。


わたしはマンションの高層階に住んでいるので準備が大変です。

積み下ろしに何往復もしなければならず時間がかかるので夜コソコソやってます。


トレーラーのひとをみるとうらやましいです。
長距離を引いてくるのは大変だと思いますがあの簡便さは魅力です。

しかしトレーラーを置くほどの土地の余裕はなかなかないと思います。


エリアは限られますがハーバーにボートを置いておくのもいいですね。
お金は掛かりますが理想です。
冬場は特に楽。
瀬戸内なら鯛や青物も釣れますし比較的冬場でも穏やかです。


うーんいろいろ考えますね。

自分なりのマリンライフ。


とにかく必要最小限ということをもう一度検討したいと思います。

バス釣り復活?

こんにちは。
相変わらずいろいろ野暮用があり釣りには行けてません。
行きたい気持ちは募るばかりです。


GWもほぼ暦通りあるのですが・・・・。


わたしは琵琶湖の近くに住んでいてしかも職場はさらに近いです。


GWはじまりましたが付近を通りかかってみると・・・。


バサーだらけ。
見渡す限りです。
ナンバーも関東や九州やら全国から来ています。


思えばバス釣りをする人にとっては仕事前、仕事終わりにもバスが狙えるという
理想的な環境におります。


私自身バス釣りをしないかというと

少年時代は相模湖、津久井湖、芦ノ湖と行っていました。
異常な熱意をもってはまっていた時期もありましたが

渓流釣りにもっとはまったこともあり
その後はご無沙汰していました。


釣り場が近くにないのでそれだけの労力を使うなら渓流がいいやというだけのことなんですが。


いまは仕事にも少しゆとりが出てきたので海のボート釣りにはまっていますが

またバス釣りもいいかなと思っています。


タックルを車に積んでおけばいつでも出撃出来ますし。


何よりもこんな景色だけでも癒されます。




近いうちに行ってみます。

艤装考?⑤スパンカー

こんにちは。

今回は少しまじめな妄想ですw。


あの船尾についている帆。

乗合いで釣りしているときは気にもしませんでしたし名前も知りませんでした。

風の制御に関係しているとはわかりましたが船体に比べて小さいし

あんなものほんまに役に立つんかいな?

と思っていました。


ところがポイントに船が集まるとどの船にも付いてますしみんな同じ方向を向いてます。

かなりのすぐれもの?


今回はスパンカーについて考えてみたいと思います。


わたしはゴムボートなので風の影響かなり受けます。

凪いでいるときはいいのですが一旦風が吹くと潮にもまして流されます。 


クルクルと木の葉のように。 


こうなるともう釣りにはならず撤収となります。

仕掛けが立たないというか制御できないのでお手上げです。

でも多少の風ならかえって釣れることも多くなんとかしたいとは思っていました。

アンカーが打てればいいのですが深いと難しいし頻回だと気持ちが萎えます。


流し釣りが楽でいいのですが・・・。


いつも風に対して一定の姿勢を保てれば随分と釣りが変わるはずです。

3m足らずのゴムボートなら帆の大きさもさほど要らないはずです。

しかし想像するだけでもいくつも問題が。


とにかく、スペースと強度のある場所が無いです。


☆設置場所:考えるにこれが最大の問題点で支柱の固定に強度のある場所が必須となります。結局トランサムしかありませんが、ドーリーやエンジンがあるので現実的にはかなり難しいです。実際商品になっているものを見てもエンジンの上か後方に大きく逃がす形になっています。

画像は問題となるといけないので[ゴムボート スパンカー]で検索してみてください。 

前方に付けている方もおられましたが自分のスタイルには合いません。多分常に船首が後方になります。


ここで頓挫。


でも粘ります。


そもそもスパンカーって何?ということからスタート。

要は風に対して常に平行にさせようとするデバイスであることは分かります。


そうするとちゃんと検証されているかたがおられました。

「日本の漁船スパンカーの空力特性」http://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=1&ved=0CB8QFjAA&url=http%3A%2F%2Fengi.fish.hokudai.ac.jp%2FReference%2FJAFE-H20.pdf&ei=FFw3Vb7vAeHEmQXO-YAw&usg=AFQjCNFnyZLsONPMICu0Vg0GVil68SRYqA&bvm=bv.91071109,d.dGY 

北海道大学の先生です。


詳細は読んでいただくとして
・1枚帆より2枚帆のスパンカーの方が真正面~真横に来る風に対して向首性能に優れており風によるばたつきも少なく理にかなっている。
・後端の開き角は12℃以上広げても実用的にはあまり意味がない。

ということのようです。


経験則的に改良され全国的に使用されていた日本のスパンカーについて

科学的に検証しているので興味深いです。


自作でスパンカー作る方も後端角を12℃までにすれば良いので参考にもなります。


ここで気になるのは1枚帆が2枚帆に比べてそれほど悪くないことです。
揚力効力比は1枚帆の方が良いとも書いてます。


それなら漁船に付いているようなものではなくても 例えば1枚の帆を別々に2枚にしても行けるんじゃないのかと考えます。


論文では一枚帆二枚については検証していませんが
効果があることは間違いないことが分かります。


そこで
こんなのを考えてみました。


なにやら昔のヒーローものに出てきそうな感じに・・・W。


シェーマ的なイメージ図ですが、船尾に合わせラウンドした土台を数か所バンドで固定して使用します。

ボートとの接触面にはクッション効果のある摩擦係数の高い素材を貼付します。

帰港時、強風時には容易にたためる構造も必要です。

もちろん組み立ても簡単でなければいけません。
帆の大きさや位置も検討が必要です。


この位置ならエンジン操作やドーリーには影響がなさそうです。


まずは時間のあるときに一枚帆スパンカー2枚作製してみます。


船に掛かる大きな力は風と潮です。そして船外機。
このベクトルの総和が船の進行方向と速度になります。


風に立つことができればどうなるのか。
シーアンカーやエンジン調整も含めてまたアップしていきます。


艤装は楽しいですね!!